グラストラッカーのキャブセッティングについて
使用工具:+ドライバー、-ドライバー、8mmメガネレンチ
使用部品:ジェット類
MJ 120、125.、130、135、140、145 ¥1,260
SJ 27.5、30、32.5 ¥1,760
そんでキャブを外してバラしてノーマルの状態をチェック。
ハッキリ言ってどれがメインジェットでどれがスロー、パイロット、その他なのか全くわからん。今もパイロットジェットとスロージェットの違いがわからん。どうも聞く限り同じものらしいが。まあこれはSMに書いてあるので特に考える必要なし。
グラストのキャブには該当しそうな金色の筒が3本付いている。この内手に入ったのは2種類。メインジェットとスロージェット。いじれる要素はもう二つ、エアースクリュー、ジェットニードル。基本的にグラストの燃調ってのはここのバランスで決まる。今回吸気はノーマルのままいく模様。
まずはアイドリングの要、エアースクリューをビシっとキメる。アイドリングが一番低くなるところが正解だ。しかしエンジンかけっぱでASいじれる専用工具がないので、ここは純正状態で固定。面倒なのだ。
次にスロージェット、1つ大きく。27.5
メインジェットは一番大きく。145
ニードルはノータッチ。
いくぜ。
キャブセッティングの基本は試走の繰り返しだ。
僕は発進時のモタつき、高速域のボコつき、エンブレのアフターファイヤーを目安にセッティングを詰めていった。
結果として、発進はモタつかず(低速○)、高速域でボコつかず(高速○と言いたいが140くらいでボコつくがそれまではスムーズに回るので妥協点)、エンブレでアフターファイヤーが鳴らず(全体のバランス○)の状態までには以下のようなセッティングで落ち着きました。
MJ 140
SJ 27.5
AS 全締めから1.5回戻し
JN 上から3段目
結論から言うと燃調、結構面白かった。
いやなんか終わったみたいになってるけど結局140からのボコつきは解消してないんだけどね。
最高速付近で濃くなるとしたら、MJ 135にしてスローかニードルで下を調節するか。あるいは137.5を探してくるか。はたまたエアースクリューをちゃんとキメればもっとマトモになるかも知れねえ。そもそも吸気をいじれば……??? わかんない! 面白い!
ひとまず今のセッティングで落ち着いていて、その他のトラブルが発生したから手つかずになってる状態。燃調楽しいからもっとセッティング詰めたいんだけどなあ。
というのも、グラストのキャブへのアクセスが異様にいいんだよね。ジェットの交換は金属バンド緩めてグリって回せばソッコーでパカパカっと下側のカバー外して出来ちゃうから3分もかからんしね。ホント楽。
マジでセッティングのために生まれてきたようなバイクだわ。