q4i’s blog

グラストラッカーとCB400SFsprcⅢ、その他バイクのことを書き溜めていきます。あくまで備忘録としての記録なので、参考になさらないでね。

夜エン 振り返り 下書き



夜のエンデューロ 反省 

パドックについて
 パドックは1チームにつき5×7メートルとの事で想定してたが、実際には5チームでタープを連結させて15×7メートルで3チーム分くらいのスペースにギュッと密集してたと思う。それでもタープ1つは丸々空いてたし、人間自体はタープ3つ分くらいで収まってた。
 車は結構道路から近い位置に停めたので、雨降って地面がぬかるんだ後もスタックの心配はなく脱出できた。2WDなので、次回もあの辺に停めたいな。

 パドック内の照明については今回あんまり考えなかったんだけど、タープの支柱にクリップ留めできるタイプの照明(多分tkzwさんの)が便利だったので、入手しておきたい。Amazonで近いのを探してみた。
「商品URL」

懐中電灯吊っておくだけでもある程度明るいけど、工事用の照明(夜間の水道管工事とかで道に置いてある直径1メートルくらいの巨大な球体)持ってきているチームもあって、パドック電飾イキりは確実に準備不足だった事を痛感したな。光になりてンだ俺も。光ン力(ちから)で強くなってさァ。

 HRCは発電機で扇風機と冷蔵庫稼働させてて、ゆうのりくんはコンロで焼きそば作ってて、tkzwさんは果物とノンアルコール飲料を展開してて、かなり恩恵を受けさせて貰った。ありがたや。

■タイヤについて
 昼間はカチパンドライでMXタイヤ完全有利な状況。09ゲコタと迷ってたけど、結果的にリア無印VE33で大正解。チャレヒル解放時もゴリゴリに食ってくれてよかった。というか食いすぎて捲れた。俺の準備ができてないのに勝手に進むな。ゆーこと聞け。あ~あもう知らん!
「画像(まくれ)」

 夜間の土砂降りゲロマディでも新品VE33は大活躍して、くろけんくんとtkzwさん号を無事帰還させてくれたぜありがとう。

フロントMX33は平地のガレで結構弾かれて怖かったが、ああいう所はガミータイヤでも良かったりするのかな。下りはピタりと止まってくれてなんら怖さは無かった。

■コースについて
 雨が降り出すまでの間はとにかく土煙との戦いで、特に1周目、ウッズ以外では常に視界不良と戦ってた。ホワイトアウトだろあんなん。グリップは十分なのに飛ばせん。というかスピード乗せられないからグリップは十分な(ゆっくりでも進める)事がありがたかった。ヒルクライムっぽいのは全部1速でンボボボボって路面見て足つきながらゆっくり登って結果捲れた。アホか。
「画像(足ついてる)」
 てか普通にぼこぼこしてる下り怖。速い連中は移動路や登りは勿論、下りがありえん速くて、そこで一番格の違いを感じたな。暗くなってからは特に。
 全体通していい感じの難易度で1周20分前後くらいで走れてて、当初の想定(20~30分)よりかは少し早かった。
 
 毎回じゃないけど、引っかかったのは以下。

  ・ダレノガレ…1周目に最内から入って引っかかって押しで脱出。以降は奥からの進入に切り替えた。
  ・ワラビー…長さがわかんなくてチンタラ登ってたら7合目くらいの右端草むらで失速。あと入口で手前から入りすぎて草でスタック。正面から入ってブオブオしてれば問題無し。
  ・チャレンジヒル…切り株に弾かれながら轍に落ちながら4回くらい止まって再発進を繰り返しながら最後Z切って登頂。納得いかねえ。またやらせてくれ(ドライで)。
  ・チャレ奥の「丸太超えてから3本くらいある轍のどれかを進む」移動路。夜になったら見慣れない根っこ出現しててやられた。お前いつからいたの?

 あとはオイルショックとか毎回恐る恐る下ってた。これといったベストラップの周回は無かったな。普通にもっと沢山一人で走っててもよかったなと思うくらい爽やかなクロカン。ご馳走様でした。最後の雨の時は俺走ってないから知らんけど、見た感じ「やらすな」の一言。

■灯火類について
 一番反省点多かったのがここ。今回の為に買ったものは大抵無駄にした。
 まずフォグランプは、もう少し広角照らすかと思いきやすげーレーザービームで、しかもマウント位置がロンパリになっててイマイチ正面を照らせない仕様に……。素直にヘッドライトを付けるべきだった。それでも何とかこのフォグランプを活かすとしたら、もりーさんのFXがやってたバーバッドのとこにアクセサリーバーを装着して、そこにフォグをマウントして正面を向かせる方法かな。
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 ヘルメットに付けたGoProマウントライトは純粋に光量が少なかったのといきなり天空を照らし始めるので使えねえ。ヘッドライト替わりにFフェンダーに装着した懐中電灯は振動で誤作動して自動でストロボになりやがるし。そういえば高速点滅するLED光の近くで物体を高速運動させるとスローモーションに見えるらしいが、俺はストロボになった夜の林間コースで走りがスローモーションになったわ。
 しかしそんなものは序の口で、俺が今回一番堪えたのはLEDテープ。闇夜で車体のフレームをピカピカに光らせる為に購入した10メートルのLEDテープは、取り付け後の初回走行でブチブチに千切れて……10センチくらいしか光らなかったんや涙
「画像テープ」
 マジで意味ないから結局電源繋がず、通電しないゴミぶら下げたまま走った。

■雨について
 夜のエンデューロを彩った数々の電飾に負けず劣らず皆の印象に残ったのは、強烈に叩きつける雨粒と斜面を流れ落ちる濁流だろう。すげー雨だった。タープにバチバチバチって水音してて、心底「今走ってなくて良かった」て安堵したわな。前世で徳を積んでいるとこういう所で差が出る。でもあんまりにもチーム員が帰ってこないから結局カッパ着て助けに行く事になったけど。
でもそこで見てしまったんだ。とんでもない滝雨の中、ゲロマディで全身を闇色に染めながらも爆音張り上げ、爆光LEDで闇を切り裂く本格-ホンカク-の連中。もう居ても立ってもいられねえや。クソ声張って応援するしかねンだわ。クッソお前ら、お前ら、カッケェ~~~~俺にもやらせろ!!!!!! それ以外の感想ないだろ。ラスト数分残しでチェッカー受ける仲間の走り、熱すぎる。感動。ダチ。ありがとう。かつや。
 やっぱ大町は雨降ってナンボだわ。

■RMX's(アールズ)結果

 リザルト
  LAP数:15
  クラス:1位(RMXクラス)
  総合:16位

 まずまずの結果と言える。惜しくも総合優勝は逃したが、クラス1位を獲得しているので全く問題ない。

 1周目:トシユキ/tsyk号/昼・晴
 2周目:tkzwさん/tkzw号/昼・晴
 3周目:くろけんくん/tsyk号/昼・晴
 4-6周目:トシユキ/tsyk号/昼・晴
 7-9周目:くろけんくん/tsyk号/昼・晴
 10-12周目:tkzwさん/tkzw号/夜・晴
 13-14周目:トシユキ/tsyk号/夜・晴
 15周目:くろけんくん/tkzw号/夜・雨

■各チームについて
 晴れあり雨あり涙ありの大町で7時間共に競い合った他チームについてもコメント。

 □HRC(ホンダ・レクリエーション・クラブ)
  LAP:
  総合:
  オーナーのkwsk氏は降雨後もCRF150Rを駆って果敢に走っていたが、他ライダーとの足並みが揃わなかったか。タケルはダレノガレで一生油を売っているし(どちらかというと水を噴いていた)、オザワは落としたスマホを探しに出掛けていた。もう少し真面目に走った方がいいですよ。
  一番走っている時に見掛けたかも知れない。
  RMX's(アールズ)の勝ち。

 □FUNAI RACING
  LAP:
  総合:
  あべC速かった。ただ男中田がキャブのオーバーフロー? かなんかでずっとワラビー下にいた辺りで一気に順位落としてたな。その後 オザワのスマホ探しに駆り出されて後半はパドック不在となってた。降雨後に乗車順が回ってきたマディ大町の餌食はポコーチー。
  RMX's(アールズ)の勝ち。

 □ベビパ
  LAP:15
  総合:15位
  気付いてなかったけどかなり接戦だった。同一周回で順位負け。もう少し頑張れてればな~悔しい。走っている時には土管と1回会っただけかな。殆ど会わなかった。序盤で1周差がついた後、ほぼ同じペースで違うエリアを走っていたのかも。降雨後に周回数は追いついたがチェッカータイムで負け。
 
  LAP:
  総合:
  夜になってからチャレヒル後のウッズ~チェッカーくらいでススムと絡んだけど、下りと縄跳びで千切られてしまった。ゴトチンとはコースでは会ってないかな? 
  イエローLEDが明るくて良さそうだった。使ってたのはコレらしい。
「商品URL」
  うわ~てか最終型のRMX乗ってCRF125F相手に完敗かよ。はえ~。

 □優勝候補チーム
  LAP:24
  総合:2位
  優勝候補の呼び名を欲しいままにする圧巻の走りだったが惜しくも総合2位。どうやらMXIA率いるガチモンのズルチームがいた模様。
  俺が1周目終わってパドックに戻ってきたら、間もなくして2周した誉くんが帰ってきた時に「うわすげ~」つって引いちゃってんだよな。終始速かったし覚えてるだけでも2~3回パスされた。
 
 楽しいお祭りでした。来年もやらして。


ハイエース車検 10/5 日記下書き



ハイエースの車検に関連した備忘録。
ハイエースの車検は過去2回で、2019年9月と2020年10月。
1ナンバー1年車検なので毎年車検があるのだ。
(最近歳のせいか1年があっという間なんだよな…)
内藤からの購入時、既に車検満了まで1週間くらいしかなかったんだよな。だから初回の検査からずっと仮ナンバーを使って移動してた。

■仮ナンバー
 仮ナンバーは区役所、市役所で1回750円で借りれる。手続き自体は殆ど手間にならないので(待っても15~20分くらい)、朝イチで役所に並んで、ナンバー借りて、車検場に行くって感じで動いてた。

■初回の車検
 初回の車検時は構造変更も兼ねていたので、名義変更も出来ていなかったし春日部陸運局に通った。通い詰めた。何しろ車検が通らなくって、仮ナンバーを借り直しては浦安⇔春日部を行き来した。春日部陸運は遠いけど、東北道の岩槻ICで降りたら16号をまっすぐ進むと道沿いにあるから結構行きやすかった。少なくとも習志野陸運局みたいにクソ渋滞する片側1車線に閉じ込められる事はなかった。テスター屋も通り挟んですぐ隣にあるし、取り回しの悪いハイエースでも全然苦にならなったな。習志野はクソ。クソだよ。なんで最寄りのテスター屋を往復するのに15分も20分もかけなきゃならんのよ。
 話がそれたが、とにかく春日部陸運局で構造変更申請(内藤がシート捨てたから5人乗り⇒2人乗りに変更)と車検手続きを行った。ABSや排ガス、下回りは問題無く終わったし、この時はタイヤもまだ余裕だったのですんなりパス。確かバックフォグのバルブ切れと、そして今なお引きずるハイエース最大の泣き所「光量不足」を指摘されてその日の検査は終了したんだよな。

 バックフォグはその日のうちにドンキでバルブ買って駐車場で交換したけど、でも光量問題はそう簡単にはいかなかった。単純にハイエースの車体の古さに起因するらしいこの光量不足はヘッドライトレンズの曇りや内部の反射板のくすみによって引き起こされており、たとえ純正バルブを用いてテスター屋さんで光軸を調整した所で関係なく検査に通らないのだ。

 ※この時ツイッターで「光量不足で車検落ちた」て言ったら「アクセル踏め」てアドバイスが大量に来たけど、まず降車させられてんだよな。アクセル踏めねンだわ。なんでお前ら乗ってるの? 車検場によるの? 俺も乗ったまま受けたいが。

 まず初回は適当なハロゲンの社外バルブ(青いやつ)で、通らなかったからテスター屋さんでトヨタ純正バルブを買って光軸も合わせたがまだ足りず。
 2回目、虫よけスプレーでヘッドライトレンズを磨いてトライするも撃沈。なんかネットで虫よけスプレーに含まれる成分がプラスチックを薄く溶かすからクリアになるとかナントカ書いてあったが結果的にレンズがベタベタしただけで検査も通らなかったので2度とやりません。ついでに車検場横のイエローハットで2万(2万!)くらい払ってPIAAのH4対応LEDバルブを買ったけどアウト。死ね。

 3回目、紙やすりでヘッドライトレンズを磨いてクリアコーティングして、ヤフオクのHIDバルブも組んだ。正直見た目の違いは全然わからんが頼む頼む頼む。それでも午後1発目落ちて、泣きながらテスター屋行き来してなんとかハイビームが規定の光量に達して検査パス。2度とやらんわウンコバカアホ。

 つってようやくの車検パス合法車両と化した。ブレーキとか排ガスとかメーターとかタイヤ溝とか、ヘッドライト以外は殆どノーチェックでスルーできただけに「光量不足」のインパクトでかい初ユーザー車検の経験でした。

■2回目の車検
 1年本当に早いね。もう車検切れの時期かよ。でもなんだかんだ1万kmくらい乗ってるからそんなもんかも知れん。ハイエース、結構色んな所に行った。殆どは白井だけど、鴨川、日光、伊豆、矢田部、勝沼、日野、信州大町と、普通の旅行にも使ったし遠征レースいも行った。1ナンバー貨物車は高速道路で中型料金だし燃費も悪いから結構金掛かったかも。高速代だけで18~9万くらい掛かってるわな。高速料金も加味すると、差額で燃費のいい普通車の中古買えたかもと思ってしまう。また1年これに乗るとまたそんだけ金掛かるのか~……更に金掛けて車検通すの? 傷口が広がる前に買い替えた方がいいんじゃ……?
 いや。いやいやいや。もう少し乗るんだ。元々の車両価格がそんなに掛かってないから大丈夫。大丈夫だと思う。う~ん……大丈夫の筈。だめだ計算したら負けな気がする。いやというか普通車との経費を比較計算するなら普通車の車検期間(2年)に合わせて費用を出し切るべきじゃん。そうじゃなきゃイコールコンディションとは言えんわな。という訳で車検更新確定。行くぜ。

 という訳で車検準備。まずは前回引っかかりに引っかかったヘッドライト周りを前回車検パス時点の状態に戻す。今年の春くらいに、去年の車検時からつけてたHIDが玉切れになって普通のハロゲンバルブにしてたんだよね。まずは前回と同じHIDを再度購入し装着。あとヘッドライトレンズを紙ヤスリで磨いてクリアコーティング(これも前回同様)。

あとタイヤが減りまくってたので交換。なんか「ライトトラックタイヤ」とかいう規格のタイヤらしく、またサイズの関係であまり種類が選べなかったので近所のタイヤ館でブリヂストンのタイヤに交換。1本17,000円くらいして流石に泣いた。もっと安い中華タイヤでもよかったんじゃないかって今でも考えてるが、車両総重量とか耐荷重とかで車検落とされたらどっちにしろムダ金になるし断腸の思いで福沢を出家させた。

 ワイパーウォッシャー液を補充して準備完了。

 今回は春日部ではなく習志野陸運局での検査を予約。午前の2ラウンドは10:45予約開始。順調にいけば午前中には検査が完了する見込みだ。ただちょっと出発が遅れて検査場への到着が11時を回ってしまった。
そういえば自賠責買ってないな、となり自賠責購入。この時間違って12ヶ月を買ってしまったのが後々効いてくる。本当は13か月を買うべきだった。11:20
 急いで窓口へ。もらった用紙に印紙を貼り付ける。11:35
 更に大急ぎでテスター屋さんへ。習志野陸運局周辺のテスター屋さんは「八千代自動車」さんが最寄。と言っても数百メートルあるので(春日部の時は通り挟んですぐだった)交通量の多い国道296を走って移動。

灯火類、ブレーキをクリアしていき、ついに因縁の

DEPO製の社外ヘッドライトユニットを装着。
ヘッドライト自体の寸法精度は驚くほど高く、ねじ穴位置はほぼ狂いなくポン付け加工無し。ただ今回VCH22Kに装着するにあたってはヘッドライト内のウインカーランプの差し込みソケットの穴形状がソケット側の爪形状と微妙に異なっており単純組付けができなかった。とはいえソケット自体はDEPOヘッドライトに付属していたので、カプラーでソケットをDEPO⇔純正で入れ替えて問題無く装着完了。
 むしろ今回もヘッドライト取り外し時にウインカーユニットが上手く外せなくて樹脂製の爪を折ってしまった。そこだけ失敗。ねじ止めにしとけよなんでプラ爪使ってんだバカ。

新品レンズ、めちゃくちゃ明るかったので素性の怪しいヤフオクHIDは使わず、ドンキで購入した通常のハロゲンバルブを使用。多分6500Kくらいの、H4でよく見る青レンズのバルブ。これでも十分な明るさがありそうだったけど、テスター屋さんによるとロービームでは通らないかもとの事でハイビーム合わせをしてもらった。案の定 検査ではロービームアウトで(マジで天に祈るような思いで検査を見守っていたが「下×」の表示が光って俺は天を仰いだ)、ハイビーム再検査によって無事合格した。

かくして


CGC大町 10/3 日記下書き



CGC大町/さわやかクラス/ゼッケン121/リザルト32位

 CGC自体の出場は2017年秋の大町からで、何度か欠場しているけど今回の2020年秋の大町で、夜エンとか他イベント含めて6回目くらい? さり気にかなり来てるんだよな。スラムパーク、とよね、斑尾、奈良トラとかはそれぞれ1回ずつしか言った事ないのに対して大町の回数やばいね。それだけ開催しやすいコースという事なんだろうけど、CGC=中山高原森の風 信州大町チャレンジフィールドと言っても過言ではないな。俺に関しては間違いなく。

■本戦出場履歴
 2017大町秋/さわやかクラス/
 2018スラパ春/さわやかクラス
 2018斑尾夏/ゲロゲロクラス
 2018大町秋/ゲロゲロクラス
 2019奈良トラ春/ゲロゲロクラス
 (2019大町夏欠場)
 (2019奈良トラ秋欠場)
 2020大町夏/ゲロゲロクラス
 2020大町秋/さわやかクラス

■コースについて

 前述の通り、コースについては結構知り尽くしている、という程ではないけど大体分かってきた。年1くらいでは走ってるコースだし特に今回は7月のゲロゲロ⇒8月の夜エン⇒10月のさわやかと来てほぼ毎月ペースで安曇野インター降りてるからな。

 今回のさわやかはウッズもヒルクライムもめちゃくちゃ細かくつづら折りにして過去最長のコース全長を作り出していて、タイガーウッズの中とか1周目は危うく逆走しそうになった。過去最長である事以外にも、チャレンジヒルを最上段まで上がらせるのもさわやかクラスとしてはかなり新鮮だった。ダレノガレ手前のタイヤとか、飛びつきヒルも使っていて、コースボリュームとしてはなかなかの物。天気に恵まれてベスコンだったので走破後の満足度は高かった。

 スタート直後は通常周回の後半から始まるような形式で渋滞セクションが開始直後に来るのを避けるコスレイアウトだった。順番的には

「ST⇒飛びつきヒル⇒タイガーウッズ⇒オイルショック(登り)⇒名も無きヒルオイルショック(下り)⇒本部前(チェッカー)⇒愛情1本⇒ダウンヒル①⇒ダレノガレ(タイヤ)⇒エスカレーター⇒ダウンヒル②⇒ワラビー⇒ダウンヒル③⇒名も無きヒル(新設)⇒ダウンヒル④⇒チャレンジヒル⇒ワダチヒル(下り)⇒本部前⇒飛びつきヒル(2週目)」

という感じ。書いてて長い。マジで。この中で今回特に面白かったのは

・名も無きヒル
・愛情1本
・チャレンジヒル

いずれも種類の異なるヒルクライムで面白かった。チャレヒルは言わずもがなだけど、他2本はもしかしたら初めてかも知れない。

・愛情1本
 愛情1本は2018年のドライのゲロゲロで直登ラインを通ったけど、今回は途中で右に巻いてキャンバーを進むエスケープルート(夏の大町ゲロゲロで解放されてたエスケープラインだけど、正直夏の大町はチャレヒルに一生いたから愛情1本やれてないんだよな)で、グリップは良好だからすんなりと登れはするんだけど、登った先はキャンバーだから、先行車が詰まっていると停まれるスペースが無くて、せっかく上がった位置からそのままズルズルと数メートル滑落する事になる。実際なった。せっかく上がったのに……と忸怩たる思いで再トライするワケ。勢いそのままキャンバー最上段を進めればすんなりと通過できるんだけどね。

・名も無きヒル
 名も無きヒルは、名前の通り名前が無い。でも今回ここで時間を奪われたさわやかライダーは多かった筈。まず助走が無いのと、立木が多いんだよな。1回激突してチ〇コ強打してめっちゃ痛かった。幸いにしてグリップはあったからミスった後は2足2輪でゴリ押しが効くけど。

 あと助走が無いと書いたけど、厳密には「助走区間がグリップしない」と言った方が正しい。助走スペースはある。でもそれがオイルショックの直中なんだよ。「オイルショック(登り)直後に右に90°曲がって進入するヒルクライム」、それがこの名も無きヒルの正体なんだわな。

 助走をつけてヒルクライムに突入したいけど、その為にはオイルショックを真横に突っ切らなくちゃいけなくて、真横に走るオイルショックはマージでグリップしないからとてもじゃないが助走を乗せるなんてできない。結果としてヒルクライムに入りたいけど入れない人達ってのが常に一定数ヒルの麓でリアを空転させてた。

 俺は名も無きヒルの麓ギリギリまで詰めてグリップできる区間から助走少なめで発進してたけど、これ雨でやられたら相当キツかったろうな。

・チャレンジヒル
 説明不要。チャレンジフィールドで一番好きなチャレンジヒルです。

■移動/トランポについて
 今回ハイエースの車検が間に合わなかった関係で移動は番エース(番田のハイエース)に相乗り。番田の負傷によりミニGは棄権との事だったので俺もスクーターは積まず、ゆったりスペースでYZとRMXを積んで金曜夜に出発した。
 まるで本当に2017年当時の焼き直し(当時もYZとRMXを積んで番田と相乗りで大町入りした)だが、やはり3年前とは色々違っていて、タンドラはハイエースになったし、2人とも同車種・別車体だったし、俺はミツノリ番田はオタ夫を同伴して4人行軍だった。
 それにしても夜21時集合は早すぎて談合坂ですた丼食っても1時前には松本着いてしまい自遊空間にて仮眠となった。大町、近くはないがそこまで遠くもないんだよな。奈良トラやら桑田山とは比べるべくもない。

■マシン/装備について
 今回のマシンは2代目RMXを登用。現在まともに走る勇逸のマシンで、夜エンでもチャレヒルをしっかり登った実績有りという点も高く評価されての選抜だった。実際こいつの太いトルクに助けられたヒルクライムは何度もあったしよく動くサス(抜けてるだけかもしれんが)とスリムな車体と足付きも乗りやすさに寄与していたと思う。

 タイヤはフロント:MX33ムースとリア:VE33チューブで空気圧は適当で乗ってた。どちらも夜エンで新品投入後そのままの1レース落ち2レース目。グリップは申し分無し、と言いたかったが結構コーナーでスライドしてしまって移動路で手こずった。路面が硬いから?  もう少しちゃんとリアの空気圧落としてもよかったかも。
 当たり前だがフォグランプは外した。 

 その他装備として、ハイドレーションを1.5Lほど積んでいったがまるきり余った。全く止まるタイミングの無いXC展開で、多分3~4口くらいしか水分摂ってないので、500mLくらいでよかったかも。それ以外の荷物はマジで持っていかなかったのでトラブったらアウトだったけどノントラブルで走り抜けられてよかた。

 あと今回はGoProを顎ベルトで装備してたので走行中の独り言はかなり拾ってたな。クラッシュの度に下向きにズレてしまうので最終的にタンクキャップだけ映してたけど、そこはテープぐるぐる固定が良いらしい。今後の改良に期待。レース中はうざすぎて途中で外してリュックにしまった。

■リザルトについて
 32位、びみょ〜〜
 3年前よりは良くなってる?
 でも3年前(50位くらい)もミスコースしなけりゃもうちょい上行ってたかもだしな。これと言った成長は実感出来ず。


夜のエンデューロ 2020 備忘録(2020.8.28)

今回で3回目の出場となるCGC 夜のエンデューロ

ナイト林道(ビギナーを山で連れ回した結果、上級者に比べてセクションの突破に時間が掛かる為、タイムスケジュールが押してパドックに戻る頃には暗くなってしまう恐ろしい現象です)が珍しくなくなってきた昨今ではオフロードの夜間走行なんて慣れっこな人も多いかも知れないが、それでも尚CGC 夜のエンデューロは格別で、煌々と明かりを焚いたパドックの群れが賑やかな縁日を髣髴とさせてたまらない。訳もなくドキドキする夏祭りの空気感。見回りのセンコーの目を気にせず楽しめるのは大人の特権だぜ。
そんな夜のエンデューロに、今回はチーム母体のFUNAIを離れて専用チーム「RMX's(アールズ)」を結成して挑んでみる事にした。

1回目は2017年のとよね。FUNAI RACING結成後3回目のレースで、初CGCで、右も左も分からない中 愛機NSR250R(’90)(MC21)(PENTAXカラー)(Jha RSフォース)で乾式クラッチをかき鳴らして会場入りしたものだが、とにかくその時はFUNAIの5人で1チームだった。下記の動画をご覧になって頂けば詳細に明るいが、タケルD、男中田、ポコーチー、めがねの、トシユキにセロー250×1台という布陣で参戦していて、結果は惨憺たるDNFで、表彰式を待たず逃げるように立ち去ったのを覚えている。


2回目は2019年にクロスパーク勝沼で行われた際に出場。全員既に幾度かのCGCに出場し、ゲロゲロクラスでの走行経験も経て、また他チームとの交流も増え会場の知り合いも格段に多くなっていたのでパドックは数チームで連結しかなり賑やかだった。動画でもその盛り上がりが感じられる。



FUNAI RACING自体の構成員も増えていたので、当然参加チームも、FUNAI A(タケルD、ポコーチー、トシユキ)、FUNAI B(男中田、あべC、ススム)と2組で競い合うレースとなった。俺は翌週フォロワーに売っ払う予定のDR250S(SJ44A)を駆ったが、致命的な故障やDNFは無く完走できて安堵したものだ。タイヤは中古のMX51Fとシンコーの525チーターにヘビーチューブだったが、特にパンクとかはしなかった。

そして今回、3回目の参加となる信州大町チャレンジフィールドでの夜のエンデューロ。今回は新たな試みとして、FUNAI RACINGの括りから抜けて別チームとして出場する。チーム「RMX's(アールズ)」はその名の通りRMXを擁するチームで、中でもRMX250S(SJ14A)に強い執着を持つオーナー達(タッキー&トッシー&くろっきー)によって構成されている。登録マシン2台は2台ともがRMX250S(SJ14A)であり、そのパドックは黄色く染まり当時のエンデューロ界隈を席巻したスズキカラーが現代に蘇る事だろう。
そういえば俺はくろけんくんとリアルで会うの初めてかも知れん。オフ車でDの人だよな。奥さんも来るんだよね。なんか緊張してきたわ。
各車の装備は下記の通り。

 ■tkzw号
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  ゼッケン:37A
  Fタイヤ:IRC IX-07S
  Rタイヤ:IRC VE33
  灯火:LEDヘッドライトにフォグランプ×2でめちゃ明るい。正直夜は全部任せようかなと思っている。
  備考:例年、夏の八坂オフロードミーティングにて年1回爽やかに走る姿が目撃されているが、それ以外の時はあんまり出番少なく大事に保管されている模様。今年は八坂ミーティングが開催中止となった関係もあり、CGCに引っ張り出す事に成功した。FXとかならともかく大事にしているRMXが泥まみれになった時、tkzwさんが発狂しないか心配だが、もう退路は無い。やるしかないんだ。
 
 ■tsyk号
  ゼッケン:37
  Fタイヤ:DUNLOP MX33
  Rタイヤ:IRC VE33
  灯火:家の中探したけどヘッドライトユニットが見つからなかったので、とりあえずAmazonで買ったフォグランプをハンドルマウント。電源はヘッドライト用のカプラーから拝借。

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光軸のテストは未実施の為 現地にて微調整の予定。
加えてヘルメットマウントのライト(電池)を取り付け予定。

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勝沼夜エンで使った懐中電灯(電池)もあるので、光量が不足する場合はFフェンダーにでもテープで巻きつけようかな。あと自転車用のテールランプ(電池)買ったので適当に装着。

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ビカビカLEDテープ(電池)も買ったので電飾としてフレームに這わせてる。七色に光るぞ。

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  備考:あとデカールを貼って外装を結構バチバチにした。f:id:q4i:20200828185039j:plain
このRMXは前回勝沼クロスミッションでXクラスをバッチリ周回する程度の実力を誇り、2017年当時に同じく勝沼クロスミッションXクラスをギリギリ周回した先代RMXと同等以上の実力を備えている事が分かる。ちなみに先代RMXも部品取りとして連れていく。これでエンジン以外の故障なら部品交換で対応できるから安心だ。

という訳で万難を排して挑む2020年夜のエンデューロIN信州大町チャレンジフィールドだが、実は今回は他のFUNAIメンバーも別チームとして参加していたりする。純粋FUNAIで構成されているのは1チーム(男中田、ポコーチー、あべC)のみ。その他のチームを下記に紹介する。いずれもRMX's(アールズ)にとっては倒すべき相手となるだろう。

 ■FUNAI RACING
  メンバー:男中田、ポコーチー、あべC
  マシン:TE125、KTM150XCW
  備考:今回唯一の純正FUNAIチーム。撮影班のポコーチーが珍しく出走しているので、見掛けたら手を振ってみよう。白いVFXにオレンジベルトの100%ゴーグルが目印だよ。あとスタックしてたら助けてあげてください。男中田とあべCは自分のマシンで淡々と走るだろうな。なおあべCは今回女連れで来るとの事。こないだの桑田山でもいたらしいが、どいつもこいつも女連れでレースとかたるみ過ぎじゃねえか? デレデレしやがって絶対負けねえよ。

 ■HRC(ホンダ・レクリエーション・クラブ)
  メンバー:kwsk、タケルD、アナオザ
  マシン:CRF150R、CRF450R
  備考: RMX's(アールズ)を目の敵にしているホンダレッドの急先鋒で、どちらかというと全てのチームを目の敵にしている真正モッサー狂犬チーム。チーム内ではオーナーであるkwsk氏の発言力が強く、当時CRF150Rで統一するかと思われたマシン構成にも、オーナーから鶴の一声があった事で急遽450がねじ込まれた。弱点は冷却系。多分どっかの坂で噴いてオバヒ終了するから正直眼中に無い。

 ■茨城高専OB 24の代
  メンバー:堀ススム、ゴトーチンチン、詳しく
  マシン:ンダバーナ125F
  備考:速そう。マシンはTEじゃなくて125F×1台でやるのか? それでも普通に速そうだぜ。白井ですっかりビーマウンテンとなったススム、古巣の同窓チームでかつての獰猛さを取り戻せるか? 闘争心剥き出しで来い。甘ったれるな。ガチのレースなんだよこれは。え、てかなにいきなりマジになってんの? お祭りレースだろこんなの。そういえば今回はススムも「家内を連れてくる」とコメントしている。初めて奥さん見るからどんな人なのか気になる。ゴトチンも彼女連れてくるだろうし、とにかく若々しいパドックになりそう。マジでどいつもこいつも女連れだな。

 ■ベビパピカチュブラザーズ
  メンバー:ベビパピカチュー、ゆうのり、めがね
  マシン:YZ125X、YZ125X、KTM125SX
  備考:通称加齢臭チーム。正直他のチームと比較してそこまで平均年齢高い気もせんが、まあ安定して全員が30超えてるというあたりに加齢臭の由来があるのか。ベビパピカチュて実質1人やんと思わなくもない。そういえば今回ゆうのり奥さんが久々登場するらしい。記憶がおぼろげだが、最初にゆうのりくんと会った頃はちょいちょい連れてきていたような。にのさんも連れてくるだろうから、マジでどいつもこいつも。

その他、もりーさん/れってぃ/ジャービスの優勝候補チームや、ほげさんチーム(サカオニが久々にフルサイズ乗る)など楽しみなチームは多い。実はRMX's(アールズ)以外にもRMX250を擁するチームが2組ほどあるみたいなので、タイミングが合えばコース中に3台のアールが並ぶ事になるかもね。楽しみ。
 

先日ついにコースが発表されたのでコースについても少し触れておく。大町は2017年10月に初めて走って以降、長野県のコースの割に、レース以外も含めて結構走る機会は多かったから各セクションともなじみ深いんだよね。だからざっくりとコース図を見て周回難易度は何となく想像つく。


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その上で嫌な所は、やっぱダレノガレと周辺のタイヤセクション。フォグランプとか破損させたくないから絶対投げられないのに、あのタイヤやらされるのかよ……て。しかも当日暗くなってから雨予報だし。最悪。もう。それ以外は、7Hのレース時間中にどれだけ路面が掘り返されて磨かれるか次第だけど、速度乗せられる助走区間があればマシン特性的にごり押しで突破は出来るかなて感じ。悪天候のコンディション化では、ミニバイとか非力なバイクで出場予定の人らはキツイかも知れんけど。きれいに走れれば1周20~30分くらいか? マジできれいに走りたい。泥にはまりたくない倒れたくない。お遊びレースと思わず新品タイヤを投入する。本気だぜ俺は。

あとパドックは、1チームにつき5×7メートルだから、3×3タープの2枚展開してもバイク3台(部品取り1台含)並べられそう。虫どのくらいいるかな。ちょっと心配ではある。トイレも虫多そう。7H、森林香焚きまくるぜ。パドック内の明かりは、俺は持ってないけどLEDランタンが良いらしい。虫は誘蛾灯みたいにハロゲン光の方が波長的に集まりやすいんだって。という事は、タープ内にLED、タープ外にハロゲンを設置しておけば効果的に虫を誘導できるかも? まあ結局走ってれば関係ない理論が最強かもだが。
あんまりぬかるんでるようなら地面にブルーシートも敷かなきゃならんか。持ってないけど。

最後に、準備するもの列挙しとこ。バイクはもう積んだから、
 ・ヘルメット
 ・ブーツ
 ・ハイドレーション
 ・ハイドレーションリュック
 ・PSポーチ
 ・PSじゃないポーチ
 ・プロテクター(膝、胸)
 ・アームカバー(暑いから半そでにアームカバースタイルでいこ)
 ・IGのTシャツ(スポンサード)
 ・IGキャップ(スポンサード)
 ・IGシール(スポンサード)
 ・長靴(洗えるか?)
 ・ビニールシート(買えれば)
 ・懐中電灯×2(充電する)
 ・テールランプ(充電する 装着できるか?)
 ・首掛け扇風機(充電する)
 ・モバブ①(充電する)
 ・モバブ②(充電する)
 ・単三電池(買う)
 ・LEDテープ(車体に貼る)
 ・パーカー(寒かったら羽織る用)
 ・着替え(Tシャツ、ジーパン、パンツ、靴下)
 ・水タンク
このあたりを忘れないように準備するぞ。

それでは、会場で待つ!!!!!!!




グラストラッカーの最高速について

自分のバイクの最高速って気になるよね。

でも一般道では法定速度以上出せないから僕は基本的に自宅の庭で試します。以下の話はそのつもりで聞いてね。

とりあえず、フルノーマル状態の最高速は145~150km/hだと思われる。

タコメーターはないので回転数は不明のため、ギアの繋ぎ方は速度メーターに頼るけど

1速 25km/h

2速 55 km/h 

3速 85 km/h 

4速 110 km/h 

5速 140~km/h (140 km/h以降はカウリングをしっかりしてベタ伏せしてスロットル全開のまま速度がじわりじわりと乗っていくのを待つ。基本的に速度メーターは振り切る)

といった具合に繋ぐのが一番速い。これで0-100が12秒切るかな~って感じ。

ちなみにこれはノーマルの状態で、GPSの速度計測は下り傾斜時に164 km/hまで記録してる(実際に出てたかは不明)

とりあえず5速で130 km/hの状態からはスロットルワークによるトルクの存在を感じるし高速域高回転域で強いエンジンなのだ。

ちなみに0-100の12秒では、やっぱ0-60よりも60-80で速い。80-100はめっちゃ頑張る。遅いけど。

やっぱ低速は犠牲になってるのを感じる。スプロケットをR43に変更すると50キロまでは少しマシになるけど80以降がつらいし5速120くらいで回転が頭打ちになってしまう。

セローとかは逆に0-60が速くて60-80は遅くて100前後はもうゴミ中のゴミ。平地での最高速は118キロで完全に風に負けてる感じ。坂道でメーター読み140確認。グラストの加速よりセッティングに近い特性なのかも。セローのフロントスプロケ1丁上げで高速域がどこまで伸びるのか気になる。

 

闇ピストン+ノーマルマフラー

1速 30km/h

2速 70 km/h 

3速 95 km/h 

4速 120 km/h 

5速 140~km/h (140 km/h以降はベタ伏せスロットル全開でじわりじわり速度を乗せていくため長い直線が必要。未検証)

 

闇ピストン+ヨシムラマフラー+妥協セッティング

1速 ??km/h

2速 ?? km/h 

3速 ?? km/h 

4速 ?? km/h 

5速 140 km/h (140 km/hから、というかフルスロットルでノッキングかボコつきのような症状が発生するため最高速アタックできず)

なお流石直管というか音がデカくて街中でスロットル開けれねえ。

でもノーマルマフラーはダサいので次はnrfのショート菅(めちゃ静からしいので恐らく非直管)付けてノーマルセッティングに戻すかちゃんとTMRキャブ入れて全開にしてえ。。

グラストラッカーのキャブセッティングについて

使用工具:+ドライバー、-ドライバー、8mmメガネレンチ

使用部品:ジェット類

MJ 120、125.、130、135、140、145 ¥1,260

SJ 27.5、30、32.5 ¥1,760

 

そんでキャブを外してバラしてノーマルの状態をチェック。

ハッキリ言ってどれがメインジェットでどれがスロー、パイロット、その他なのか全くわからん。今もパイロットジェットとスロージェットの違いがわからん。どうも聞く限り同じものらしいが。まあこれはSMに書いてあるので特に考える必要なし。

グラストのキャブには該当しそうな金色の筒が3本付いている。この内手に入ったのは2種類。メインジェットとスロージェット。いじれる要素はもう二つ、エアースクリュー、ジェットニードル。基本的にグラストの燃調ってのはここのバランスで決まる。今回吸気はノーマルのままいく模様。

 

まずはアイドリングの要、エアースクリューをビシっとキメる。アイドリングが一番低くなるところが正解だ。しかしエンジンかけっぱでASいじれる専用工具がないので、ここは純正状態で固定。面倒なのだ。

次にスロージェット、1つ大きく。27.5

メインジェットは一番大きく。145

ニードルはノータッチ。

いくぜ。

 

キャブセッティングの基本は試走の繰り返しだ。

僕は発進時のモタつき、高速域のボコつき、エンブレのアフターファイヤーを目安にセッティングを詰めていった。

結果として、発進はモタつかず(低速○)、高速域でボコつかず(高速○と言いたいが140くらいでボコつくがそれまではスムーズに回るので妥協点)、エンブレでアフターファイヤーが鳴らず(全体のバランス○)の状態までには以下のようなセッティングで落ち着きました。

 

MJ 140

SJ 27.5

AS 全締めから1.5回戻し

JN 上から3段目

 

結論から言うと燃調、結構面白かった。

いやなんか終わったみたいになってるけど結局140からのボコつきは解消してないんだけどね。

最高速付近で濃くなるとしたら、MJ 135にしてスローかニードルで下を調節するか。あるいは137.5を探してくるか。はたまたエアースクリューをちゃんとキメればもっとマトモになるかも知れねえ。そもそも吸気をいじれば……??? わかんない! 面白い!

ひとまず今のセッティングで落ち着いていて、その他のトラブルが発生したから手つかずになってる状態。燃調楽しいからもっとセッティング詰めたいんだけどなあ。

 

というのも、グラストのキャブへのアクセスが異様にいいんだよね。ジェットの交換は金属バンド緩めてグリって回せばソッコーでパカパカっと下側のカバー外して出来ちゃうから3分もかからんしね。ホント楽。

マジでセッティングのために生まれてきたようなバイクだわ。

 

グラストラッカーのマフラー交換について

マフラー交換には大きく2種類あって、エキパイごと全部換えるかサイレンサーのみ換えるかだけど、グラストラッカーは基本的にフルエキばっかり売ってる。スリップオンのスーパートラップとか汎用品もあるけど、ヤフオクを見てる限りではフルエキがめっちゃ出品されてる。

僕もフルエキの、ヨシムラトライオーバルサイクロンていう仰々しい名前の直管メガホンを入手してきた。¥20,000

元々グラスト用のヨシムラマフラーを探していて、というのは、グラスト用のTMRキャブレターがこのマフラー用にセッティングされているからなんだよね。

 

こんだけ値段して2~3馬力アップってのがほんと笑える。

 

そういうワケでフルエキのマフラーを交換するにあたって、当然古いマフラーをエキパイごと外すんだけど、ここ。中古のバイクのエキパイ留めてる鉄ボルトって大抵錆びてるし固着してるしめっちゃ折れやすい。

初期のグラストは単気筒ながらエキパイは2本出しで、そこを1本につき2点、ボルトとナットで留めてる。

僕の場合は走行中に既に1本ボルト折れてたりして、そんで2本目もここで折った。

絶望の内に交換作業は一旦頓挫して、ボアアップ作業が挟まる。

 

結局ネジは切り直した。4Φ5Φドリルで穴に残ったネジごと切削して、M6/1.0ネジタップ使ってグリグリグリグリネジ穴を切り直した。

ホムセンで丁度いい長さのステンレスボルト買ってきてバシッとキメた。

めっちゃ疲れた。

 

単気筒のマフラーなんて対して重くもないから外すのは一人でも簡単。マフラーステーのボルト1個と排気孔のとこのフランジボルト、ナットをそれぞれ2箇所外せば、ゴロッて感じで取れる。

サクサクっと交換してエンジンをかけてみる。うっさい。アイドリングからバタバタバタバタって感じでめちゃうっさい。

ほんでまた走ったら走ったでパンパンパンパンうっさい。ノーマルの燃調がまるで合ってない。エンジンブレーキでパンパンパパン。発進は甲高くバイリパリバリ

 

アカン。

そこで燃料調節。キャブレターセッティングが始まる。